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GWログブック

連休2日目の昨日は朝からカヤックツーリング。
最近春の恒例のK浦・相島往復40キロと今回は島一周。
使用艇はMega Klipper。

新しく作ったカヤック用の帆の艤装に手間取る。
浜にいそいそとカヤックを担いで向かっていると、シート裏に入れていたペットボトルがゴトッと落ちる。
とりあえず、浜において後で取りに行こうと思って、浜に付いて振り返ると娘さんをつれた隣人がペットボトルを「忘れ物だよー」と振りながら追いかけて来てくれていた。

カヤックについてあれこれ話をする。2人艇もあるという話をするとお父さん「乗ってみるか!」と興味津々の様子で親子で目を輝かせながらうなずきあっている。

見送られながらほとんど風も波も無い浜を出たのは10時過ぎ。
ギャラリー目線を意識して、いつもよりセッセと漕いだのでちょっと疲れる。
今年は魚影が薄い。
例年なら10分もこげは小魚の魚群の一つ二つは見るのに全く居ない。
その代わり海草の玄海あかもく(玄海げばさ)がやたらと多い。
茹でて、めかぶのように刻んで食べると旨いらしい。
めかぶより粘りが強く、はさみで切らないと粘りが切れないほど、と知り合いの漁師が言っていた。

ずっとサーフカヤックの練習をしていたから、久々のシーカヤックどれだけ漕げるか心配な面もあったけれど、まあまあの漕ぎで11時過ぎには約9キロを漕いで津屋崎・楯崎に付く。
途中で微風に手こずっている沖のヨットを追い越す・・ところでヨットがエンジン始動。ズルイ・・・さすがに手漕ぎ舟に抜かれたらセーリングも諦めるよなとは思う。


目指すは7キロ先の相島。薄曇りで、視程が10キロくらい。島影は見える。
いつもは風と波と沿岸流を読んで最速のコースを探すのだが・・・
風も波も無く沿岸流の動きの手がかりがつかめず、仕方なく、眼鏡岩に向けた西南西の直線コースでいく。
見上げると、まぶしい太陽の回りにきれいな日傘雲。低気圧の前兆の高層絹雲。

途中、沿岸流を探して、ウロウロしたけれど良い流れは見つからず。
帆も微風ではパドリングの邪魔になるばかり。
でも、PacificActionSailを参考に新しく改良したところ(帆柱を立てるのにゴムバンドを使用。)は非常に上手く働いた。

いろいろ海の上で試しながら通称眼鏡岩に着いたのは12時半。
瀬渡し船が眼鏡岩から釣り客を回収しているところだった。

後ろから津屋崎から来たハイデッキ・クルーザーが近い付いてきたので避ける。
そのクルーザーはたいして減速もせず白波を立てながら瀬渡しをやっている横を通りすぎていった・・・
同じお金がかかった船でも、大型ヨットの操船は礼儀正しいのが多いのになあ。
シーマンシップ教育の問題なんだろうか?

そんなことを考えながら、更に2キロ弱漕いで島の南側の相島港へ。
一昨年くらいから始まっている真珠の試験養殖(日本唯一の国産種アコヤ貝を使った日本真珠の復活がかかっているプロジェクト。)の筏が進路を塞ぐので、出入りする船を避けながら筏を回り込むのがちょっと面倒。

漁港のドックの横に砂浜があるので1300そこに上陸。
浜には誰も居なかったが邪魔にならないよう、防波堤の下にカヤックを横置きする。
運んでいると堤防の上から「わっ、小さい?」との声が聞こえる。
(Klipperは長さ4.2m幅53?で確かに小さい。)
その頃、合流をもくろんでいたmoritomoさん達はタッチの差で島の南西岸から出艇していた。

濡れたシャツを着替えて、島の食堂へ。
さすがにGWで島外人が多い(自分も)。

漁港でソルトフライをやってる人がラインを振っているのが危なくてしょうがない。
後ろの方に10m近くラインを飛ばしている。
人通りのある漁港ですることかなあ。
例のクルーザーは遊び舟を基本的に入れない漁港の奥まで入り込んで泊めていた。
他の大きな遊び船は港外に付けて、小さなテンダーボートを出して港に来てるというのに。


ちょっと寄り道をして、赴任中の後輩官舎に寄るが不在。
カヤックに引きこもうと画策しているのになかなかタイミングが合わない。

島の食堂にはいり、顔なじみの店主にカヤックで来たというと「相変わらず元気ですねぇ」と言われる。
ウェットのパンツで席を濡らさないようにポンチョをひいて座る。

セルフのお茶を飲みながら、いろいろ悩んで(定食物が値上がり。魚が取れないのと燃料高のダブルパンチの影響か?それでも朝あがった魚・イカの刺身とサザエご飯と味噌汁・小鉢でお腹いっぱい食べて1890円だから、まだ安いんだけど。)、海鮮ちゃんぽんを食べる。
海鮮ちゃんぽんは680円でボリュームたっぷり。
今の時期だけのウニごはんにもそそられるが、食いすぎると後が辛いのでぐっと我慢。

帰りがけに知り合いの漁師さん夫妻がやってるウニの販売所に寄る。
新鮮なウニを最高の味で食べられるように、割ったウニの身を、パックに並べていれ、それを塩水で満たしたのを売っている。
板ウニでも塩漬けでもアルコール漬けでもない、本当のウニの味を手軽に楽しめる。
「食っていかんね-」
色が悪くてよけてあるものを手に乗せてもらう。
旨い!!顔がほころぶ。
「もっと食わんね-」
遠慮しつつも、うまさの誘惑に耐えきれず、手を出してまた乗せてもらう。
12?各の容器にウニがきれいに敷きつめられて1パック700円。
1パックもらってしまった・・・
で、出掛けにお約束の「はよ、嫁をつれてこんね!」。ハイハイ、面目無い・・・

道路の真ん中でのんびり昼寝する猫たちを眺めながら、カヤックのところに。

1330再出艇。このまま帰るか、島を一周するか悩みつつ、眼鏡岩に向かう。
真珠養殖筏の浮きには番人のように薄曇りの中に白鷺が立っている。
080504_1343~0001

眼鏡岩の頂上には来るときには見えなかったけれど、ミサゴが巣を掛けていた。
ミサゴの白いお腹を見ながら、潮が満ちた眼鏡岩の中の1mくらいの隙間へ。
波も無いので楽勝!と思ったら、例のクルーザーがまたしても引き波立てて通りすぎ・・・
磯場には釣りしてる人も居るのになあ。

島を回るか、そのまま帰るか考えていたけれど、天気は今日中はもちそうなので島一周することに。
島を一周するのは5年ぶり位。
去年まではK浦から来ると体力的にしんどかったので、ご飯を食べて帰るパターンが続いていた。

島の北岸は断崖で、上陸するには海上でカヤックを降りて引き揚げないといけない場所ばかり。
全長3キロ程は無傷で上がれるエスケープルートが無い。

やっぱり、今年は魚影が薄い。
こんなに魚が居なくて良いんだろうか?
ここでも玄海あかもくが多い。
海が変わってきていることを実感する。

北西の断崖下に海鵜が数羽残っていた。
今年の雛鳥のなかでも飛ぶのが下手で遠くに魚取りに行けないのが残ってたのか、海面から30?以上にはあがれない。
でも、潜るのは上手い。潜ると20m先くらいに上がってくる。

島の南西の磯浜では潮干狩りをしている家族連れが沢山。
島一周を終えたのは、1430頃。

帰りのコースは新宮に渡ってそれから岸沿いに行くか、来た道を帰る津屋崎直行にするか?

既に30キロ弱を漕いでいる。
直行でK浦まであと20キロ弱。
新宮回りだと更に+16キロ
引き潮が始まっているのでもたもたすると反転した潮流が強くなる。
18時までに帰り着かないと方々に心配をかける。

津屋崎直行に決定。
新宮回りで帰るにはもう少し早く出ないと、そしてもう少し体力がないとしんどい。
梅雨明けに再トライしてみるか・・・

島から津屋崎への帰りは風が出てきた。
残念ながら帆を使えない東北東の逆風。潮もまだゆるいながら逆潮、うねりも逆となっている。

なかなかはかどらないけれど、顔に当たる風が気持ちよい。

小さな船外機付きの、どう見ても池のバス釣り用のボートが他船の引き波を乗り越えるのにも苦労しながら追い越していく。
装備も救命胴衣を着ていれば良い方。
信号紅炎などの法定備品はもちろん積んでないんだろうなあ。
今の水温(15度)だと、ウェットスーツも無しでは6時間以内に助けが来ないと救命胴衣を付けていても低体温症になって死んでしまうというのに・・・
3m未満、2馬力未満は免許不要なので、海難が起きるまでは取り締まる法根拠が無いらしい。
50?の波に苦労する船で外海に出るとは・・・小さい船もオソロシイ。


津屋崎着1600
引き潮が始まっていて、これからK浦まではずっと逆潮。
けれど、うまいこと北西のうねりが入り始めたのでそれに合わせて進む。

恋の浦の砂浜に上陸し一休みすることも考えたけれど、出入りに時間がかかるし、浜には家族連れが沢山で上がりにくい。
そのまま上陸せずにK浦をめざす。

行きがけに抜けられた磯場の浅瀬は岩が露出して通り抜けられなくなっていた。
ちょっと遠回りしないと行けない。
いよいよ腕が弱ってくる。
相島で入れておいた500ミリリットルのペットボトルの水も空になる。
白石浜を横目で見ながら、身体のひねりをしっかり使って漕ぎ続ける。

K浦着1730。トータル50キロ弱、平均時速7キロ弱。
K島に人影が見えたので行ってみようとも思ったけれど自重した。

その代わりにせっかく少し吹いてきたので帆の実験。
あまりスピードは出ないけれど、スケッグの調整でも風に直交するくらいまでは進路を保てることを確認。
でも微風では時速2キロ位。
Klipperは短いしソフトチャインなので横滑りもけっこうする。長めのハードチャインの艇ならもっと前に進みそう。
ダブルブレードのパドルでは、帆を開いた方の索具とパドルが干渉して漕ぎにくい。
次はスペアパドルはシングルパドルを積んでおいて,帆との併用を試してみよう。
あと、サタワルの航海カヌーが嵐の時にそうするように、帆をシーアンカーとして使う方法も考えてみよう。
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テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

コメント

単独行での頑張りには頭が下がる思いで拝読しました。

私もセーリングには興味がありますが、どう手をつけてよいものかさっぱりわかりませんので、そのうちご教授願います。
あれこれ関心を持ちすぎて管理しきれなくなりそうな気はしますが・・・。

毎年ながら連休中は解放感も手伝って、マナー違反者や無謀行為が目立つ時期ですね。
今年は天候が安定していましたので、目立った事故はなかったようですが、海で遊ぶならそれなりの自覚を持って遊びたいものです。

奇しくも、実は昨日サーファーのお知り合い達とそういう話題になり、
品(格)のない人、迷惑をかけていることの自覚がない人が海に増えたという話題になりました。

素晴らしい!

海を渡っての単独航海、素晴らしい!
しかし、50kmも漕いだら、後半はバテバテで、身体のひねりと惰性で回す腕で漕ぐような状態でしょうか!?
以前、奈多から出て志賀島を一周して帰ってきた時がそうでした。。。
チキンなので、一人で沿岸から離れて漕ぐことが出来ません。 いずれ機会があれば、ご一緒お願いします。
それにしても平均時速7kmとは、(私から見ると)速いですねぇ。
ちょっとしかない経験ですが、クルーザーは一般的に周りに気を使わない船が多い気がします。
しかし、バス釣り用のボートで海へ出る奴がいるのにはビックリ・・

今回は、去年までより島1周分距離が伸びたんで記録を残すことにしました。
帰りの最後は例年通り、ガス欠気味でした。
ガス欠になったときの漕ぎ(体のひねりを充分生かす)を最初からしてればいいんだと判っていても実行は難しいです。
長年の夢、沖ノ島渡りはまだまだ遠い感じです。

カヤックセーリングは試行錯誤中で、うまく使えれば長距離行くときには良さそうなんですが、まだまだ改良の余地多数。
(セーリングの基本は、島にいたころに自作セーリングカヌーでおぼえました。)

海の遊びは幅広くやればやるほどそれぞれの遊びが奥深くなって行くようです。
手段は変わっても海という舞台は変わらないので、海とかかわり続けること、深く知ることがまず大事なのかなあと思ったりしてます。

最長

僕が拝見したブログで一番長かったです(笑)
勢いがあって良いですね。

自分でも長いなーと思ったんですよ。
でも、自分のための記録ということもあり保存しておくことにしました。
(もともと覚書ですから)

シーカヤックよりサーフカヤックをやることが多かったこの1年ですが、サーフカヤックで養われる知識やパドリング技術は体力はツーリングでも生かせるというのを実感してます。
特に波風を読んで潮流をさがすのは、以前よりうまくなったようです。

yoshi様、何をやっておられるかと思えば・・・素晴らしい。当方所用によりしばらく戦線離脱です。

いろいろ工夫して遊ぶのが好きなんですよ。
シーカヤックは潮を読んだり、風を読んだりの航海術の面白さがあります。

僕も今日は用事で海に出られずでした。
夜になって時間が出来たので張り損なったシットオンのデッキとシートの隙間を埋める作業をしてました。
シットオントップカヤックを作るのは始めてで、ノウハウの蓄積が無いんで思わぬところで時間を食ってます。
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